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OECD、2021年の世界成長見通し下方修正−支援継続を政府に呼び掛け

  • 2021年の成長率見通し4.2%−今年9月時点では9%と想定
  • 「財政の崖」回避を、公的債務の水準を懸念すべき時ではない
経済協力開発機構(OECD)は12月1日、新型コロナウイルスの感染再拡大が世界経済回復の道筋をより緩慢なものにしたと指摘し、各国政府が支援を尚早に引き揚げたり有効なワクチンが普及しなかったりすれば回復ペースはさらに遅くなると警告した。

OECDは2021年の世界成長率見通しを4.2%と9月時点予想(5%)から引き下げた。新型コロナとパンデミック(世界的大流行)とロックダウン(都市封鎖)のパターンは当分続く可能性が高く、恒久的な影響を残すリスクが高まると分析した。

ユーロ圏と英国の成長見通しを特に大きく引き下げ、英国は4.2%(従来予想7.6%)とした。米国は3.2%と従来の4%から引き下げた。

日本は1.5%から2.3%に上昇修正した。中国は8%で変らず。

 

2020年の実績予想、2021、2022年の予想は以下の通り。