医薬業界のリストラクチャー                    目次へ

合併等

2001/10 三菱ウェルファーマ ウエルファイド/三菱東京製薬 合併し発足

 1950   日本ブラッド・バンク設立
 1964   社名をミドリ十字に変更

 1998/4 吉富製薬とミドリ十字が合併し、吉富製薬に
 2000/4 ウェルファイドに社名変更

 1999/10 三菱化学が東京田辺製薬を吸収合併
        医薬品部門が分離独立し三菱東京製薬が発足

 2005/10 三菱ケミカルホールディングスの100%子会社

2002/10 中外製薬 ロシュ傘下入り
2004/3 万有製薬 米国メルクが完全子会社化
2005/4 アステラス製薬 山之内製薬と藤沢薬品 合併し発足
 山之内製薬を存続会社とする吸収合併方式
 両社の一般用医薬品事業は「ゼファーマ」を新設
2005/9 第一三共 三共と第一製薬の株式移転方式による共同持株会社設立
 ヘルスケア事業会社「第一三共ヘルスケア」を設立
2005/10 大日本住友製薬 大日本製薬と住友製薬 合併し発足

* 2001/9 大正製薬と田辺製薬が2002年春の経営統合で合意、2001/12 経営統合破談   

 


各社医療用医薬品事業に集中

武田薬品
  (時期)   (内容)   (相手先)
  1999   武田科学飼料(株)の飼料添加物事業の譲渡   BASFジャパン
  2000   武田薬品フード・ビタミンの海外子会社の全株式の譲渡   BASF
       ビタミンバルク事業の合弁会社(武田薬品 34%、BASF 66%)新設→2006/1 持株譲渡   BASF
  2000   武田バーディシェウレタン工業(武田 50%/BASF 50%) 合弁解消    
       ウレタン事業で三井武田ケミカル(武田 49%)設立:5年後に譲渡   三井化学
  2000   動物薬事業を新設の武田シェリング・プラウ アニマルヘルス(武田 40%)に譲渡
  2005年シェリング・プラに持株譲渡
  シェリング・プラウ
  2001   酵母エキス・食品事業で武田キリン食品(武田 49%)設立:将来譲渡   キリンビール
  2002   農薬事業で住化武田農薬(武田 40%)設立:5年後譲渡   住友化学
  2002   ラテックス事業の日本エイアンドエルへの営業譲渡   日本A&L
  2005   活性炭事業子会社、日本エンバイロケミカルズを大阪ガスに売却   大阪ガス
  2005   サプリメントなど健康食品の武田食品工業の事業を売却   ハウス食品
           
アステラス製薬    
  2005   研究用試薬
 各種モノクローナル抗体を日本べクトン・ディッキンソンに販売移管
 遺伝子解析用試薬、臨床検査用試薬をアボットジャパンに販売移管   
 
日本べクトン・ディッキンソン
アボットジャパン
           
山之内製薬    
  2002   ジェネリック医薬品事業から撤退    
  2004   米国子会社の栄養補給食品・パーソナルケア製品事業を売却   RHJインダストリアル
  2004   米国子会社の食品・花卉事業ベアクリークを売却   ワッサースタイン
  2005   健康食品等販売の子会社サンウエルをアサヒビールに譲渡   アサヒビール
           
藤沢薬品    
  2003   活性炭事業子会社「セラケム」を売却   アタカ工業
  2003   化成品事業を売却   扶桑化学工業
           
エスエス製薬    
  2004   医薬品等の安定性試験受託の子会社渇棊p医学研究所を譲渡   シミック
  2005   医療用医薬品事業を分割、譲渡   久光製薬
  2005   韓国子会社・海東エスエス製薬を譲渡   シミック
           
三共    
  2003   農薬事業部門を会社分割、三共アグロ叶V設     
  2003   特品事業部門を会社分割、三共ライフテック叶V設    
  2005   産業用バルブの日本ダイヤバルブ鰍譲渡   西華産業
  2005   三共フーヅ鰍譲渡   オリエンタル酵母
  2006   エフピー化工の全株式を譲渡   メイワ興産
           
第一製薬    
  2001   グループのファインケミカル事業を再構築、「第一ファインケミカル梶v    
  2004   グループの動物薬事業を明治製菓に譲渡   明治製菓
  2005   サントリーの医薬事業を移管した第一サントリーファーマ(第一 66%)を完全子会社化、
 第一アスビオファーマ鰍ノ改称
   
           
塩野義製薬    
  2001   植物薬品事業をアベンティスクロップサイエンスシオノギに営業譲渡   アベンティスクロップサイエンス
  2002   動物用医薬品事業をベーリンガーインゲルハイムシオノギベトメディカに営業譲渡   ベーリンガーインゲルハイム
  2003   シリカ、シリカゲル事業を新設のDSL.ジャパン(塩野義49%/デグサ51%)に移管   デグサ ジャパン
  2004   植物薬品、動物用医薬品の製造受託業務をハヤシアグロサイエンスに譲渡   林化成
  2005   カプセル製造のシオノギクオリカプス・グループ(日米欧)をカーライル・グループに譲渡   カーライル・グループ
           
住友製薬    
  2005   一般用医薬品を扱う住友製薬ヘルスケア鰍大日本除虫菊に譲渡   大日本除虫菊
  2005   住友大阪セメントが製造し、住友製薬が販売する骨補填材事業部門をオリンパスBMに譲渡   オリンパスBM
           
大日本製薬    
  2005   一般用医薬品等のヘルスケア事業と子会社マルピー薬品を興和に譲渡   興和
  2005   染色薬剤事業をオー・ジーに譲渡   オー・ジー
           
大正製薬    
  1999   殺虫剤の製造中止、「販売に関する商標使用権」を白元に貸与    
  2001   ジェネリック子会社 メドウェル大正の活動を休止    
  2003   大正富山医薬品鰍フ設立 (大正製薬 55%/富山化学工業 45%)    
  2005   東洋新薬と合弁で健康食品・医薬部外品等の開発・製造受託の大正アクティブヘルス設立    
  2006予   サノフィ・サンテラボとの合弁大正・サノフィ・サンテラボ製薬の大正製薬持ち分を売却   サノフィ・サンテラボ
           
富山化学    
  2003   三塩化リンなどの工業薬品事業から撤退    
           
田辺製薬    
  2002   動物薬事業を大日本製薬へ営業譲渡   大日本製薬
  2004   一般医薬品(大衆薬)事業を縮小(ドリンク剤など4品目に集中)    
  2005   医薬中間体製造子会社サンケミカルの株式の一部をエア・ウォーター・ケミカルに売却    
           
中外製薬    
  2002   中外診断科学椛S株式を富士レビオに譲渡   富士レビオ
  2004   大衆薬事業をライオンに譲渡    ライオン
  2005   固形剤製造工場をニプロに譲渡   ニプロ
           
三菱ウェルファーマ    
  2003   米国における血漿分画事業から撤退    
  2003   原薬事業を子会社エーピーアイ コーポレーションに移管    
  2003   一般用医薬品事業を佐藤製薬に譲渡   佐藤製薬
  2004   ビタミンB2事業を第一ファインケミカルに譲渡   第一ファインケミカル