(2002/2/14 化学工業日報) 

LG化学、塩ビ中国事業基盤を強化
 05年目処 VCM生産、エチレン欧米社計画と連携
 豪EDC合弁、来年着工

 韓国LG化学は中国での塩ビ事業の競争力強化の一環として、原料塩ビモノマー(VCM)、二塩化エチレン(EDC)に参入、VCMは中国、
EDCは豪州で新設する計画。同社は2005年をめどに中国の塩ビを年60万トン(現34万トン)に拡張、韓国と合わせ100万トン体制にする計画だが、VCM、EDCの確保が最大のネックとなっていた。すでにVCM技術は導入する方向で、欧米企業が進める中国でのエチレン計画に連動して話し合いを開始、塩ビ設備のある天津か、福建省地域での建設を検討している。ダウ・ケミカルの天津計画が遅れていることから、福建省のエクソンモービルの計画が有力視される。
 一方、EDCは豪クイーンズランドで合弁計画がほぼ固まり、来年にも建設、2005年の稼働を目指している。これにより同社の石化事業のコアである塩ビ事業は原料からの一貫生産体制を確保、競争力を高める。
 LG化学はPVCをアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂とともに石油化学部門のコア事業にしている。韓国の既存設備はボトルネック解消による増強にとどめ、中国における生産能力を増強することにしている。中国では天津に年産24万トンのPVCプラントを持ち、2003年初めには同34万トンに能力を引き上げるプロジェクトを進めている。同社の中期計画では、中国におけるPVCの年産能力を2005年までに64万トンにする。VCMの現地生産は30万トンの増設計画とともに具体化する。
 LG化学は、現状の天津のインフラがVCMの生産にとって十分ではないとの認識を示している。このため天津での生産は引き続き視野に入れるものの、市場の中心であり、原料確保の優位性が期待できる中国南部に新たな立地を確保する公算が大きい。エチレン計画が先行している福建省のエクソンモービルのプロジェクトに参加する可能性が高い。
 一方、EDCは近く豪州で合弁会社を設立、来年にも初期投資1億8千万ドルを投資して建設に着手、2005年の稼働を目指している。VCM、EDCの確保により同社の塩ビの競争力が一層強化され、中国での存在感を強固にするとみられる。

EDC計画は下記ダウ計画は西豪州だが、LGの計画は東豪州で、アルミ精錬工場に隣接しており、これが実現した場合、日本からの苛性ソーダの輸出にも影響が出る可能性がある。


豪州EDC計画についてはダウの計画がある。
本計画は実現が疑問視されている。

(化学工業日報 1998/6/17)
 
ダウ・ケミカル EDC 69万トン企業化
 西豪州石化計画が始動 シェルと合弁

 ダウ・ケミカルとシェル・ケミカルの共同投資による西豪州・ピルバラでの石油化学計画が動き出した。西豪州政府はこのほど、両社の計画を同地域で産出する天然ガスを利用した石油化学開発事業に最も適切なプロジェクトとして選定した。これを受けて、両社は今年末までに第一段階のフィジビリティスタディ(FS)を完了、来年末までに本格FSを行い、最終結論を出す。
 西豪州のピルバラの天然ガスを利用した石油化学事業開発計画は、ダウ・ケミカル、BPケミカルズなどの欧米企業が参画申請を行っていたが、最終的にシェル・ケミカルと共同したダウ・ケミカルが選定された。計画では両社は合弁で年産45万トンのエチレンプラントを建設、生産されるエチレンをベースにシェル・ケミカルが年産40万トンのエチレングリコールプラント建設、ダウ・ケミカルは豪州塩を使って力性ソーダ電解事業とともに、年産69万トンの二塩化エチレン(EDC)プラントを企業化する。
 ダウ・ケミカルではアジアにおける塩素、カ性ソーダ事業の拡大を目指しており、韓国では北米から中小型船舶に積み替えてインドネシア、フィリピン、台湾に力性ソーダを輸送するためのターミナル基地の運営を開始しているのをはじめ、紙・パルプ向けの需要を見込んで、インドネシアにマーケティングディレクターを常駐させている。
 アジアでは塩ビ樹脂の需要の成長が見込まれているが、原料の塩素と併産される力性ソーダの消費先ネックによって、塩ビ原料のEDCの新設プロジェクトが少ない。このため、塩ビ樹脂がアジア危機以前の水準に戻った場合には、塩素、EDCの手当てが焦点となるとされている。
 こうしたところから、ダウ・ケミカルでは原料塩手当て、電力などの点から大型力性ソーダプラントの建設にふさわしい西豪州・ピルバラでカ性ソーダ年産55万トン、塩素同50万トン電解設備をイオン交換膜法で建設することを計画している。カ性ソーダは豪州の地元産業であるアルミナ向けに供給、一部をASEANに輸出する一方、塩素はEDCとしてASEAN、中国などの塩ビ向けに輸出を計画している。
 シェルとの合弁計画はこのクロールアルカリ戦略の一角をなすもの。シェルにとっては、シンガポールで構築した石油化学におけるアジアでの事業基盤をさらに拡大すると同時に、原料の優位な西豪州でのエチレングリコールの事業化で、サウジアラビアやクウェートの既存プラントやマレーシアでの新設計画プラントに対抗したいという狙いがある。
 ただ、豪州の石油化学事業はこれまでにも複数のプロジェクトが浮かび上がったものの、具体化しなかったという経緯があることから、両社のプロジェクトも具体化までには乗り越えるべき課題も少なくないようだ。とくにインフラの整備などの点で、西豪州政府に対して、要求を強めていくことになろう。


(2001/10/30 LG発表) 中国JV能力を24万トンに増強

LG Chem Expands China PVC plant
   Boosts Global capacity to 1 M Tons

(SEOUL, KOREA) LG Chem Ltd, the largest chemical company in Korea, announced today that it has expanded its annual PVC (Polyvinyl Chloride) production capacity of its operation in China (Tianjin LG Dagu Chemical Ltd) to
240 thousand tons from its previous 150 thousand. In a global scale, the expansion will allow LG Chem to produce 1 million tons of PVC annually. PVC is a synthetic resin that is fabricated into raincoats, shower curtains, packaging films and intermediates used in industrial materials.

To commemorate the facility's expansion, the company opened a dedication ceremony this day at its Chinese PVC joint venture. 200 key dignitaries attended the event from both LG and the Tianjin government such as Jae Kap Sung, Vice Chairman of LG Chem Investment, Ki Ho No, CEO of LG Chem and Wang Shu Zu, the Vice Mayor of Tianjin.

According to the Pung Jo Kwon, the president of LG Dagu Chemical, PVC supply in China currently is in shortage by 1.7 million tons and 40% of domestic demand depends on import. "Contrary to the global economic slowdown, China's economy is still robust and government reforms in the industrial materials sector is contributing to growth in PVC demand," he said. Through the US$10 million expansion project, LG Chem expects to raise over US$49 million per year additionally in sales.

To provide a stable supply of raw materials to its PVC expansion LG Chem boosted its annual production of
VCM (Vinyl Chloride Monomer) from 840 thousand tons to 900 thousand through on July this year. VCM is the main feedstock of PVC.

The company also declared that it would further increase its capacity globally to 1.5 million tons by 2005. The expansion is expected to position LG Chem to the 4th largest PVC maker in the world by then. "We anticipate the Chinese PVC market to grow at an annual rate of 8% until 2005. The market should be in lack of approximately 2.4 million tons by then," said Chul Ho Yoo the vice president of LG Chem. "PVC is one of our core products and we are committed to continue increasing our production capacity in every economically feasible way so as to secure our dominant position in China," he added.

On achieving the plan, LG Chem will add 100 thousand tons in both of its China (Tianjin) and Korea (Daesan) each by 2003 and 2004. The company said that the remaining extra 300 thousand tons will be add via a new manufacturing site in China and should be on line in 2005.


Tianjin LG Dagu Chemical Co. Ltd.
 Invested Amount : US$ 86 million
 Paid in Capital : US$ 28.8 Mil.
 Stakes : LG Chemical 75%, LG International 10%,
       Dagu Chemical Company 15%
 Beginning of Operation : May, 1998


(Chemnet Tokyo 2001/4/23)

LG化学、2005年めどにPVC120万トン体制構築へ
    中国合弁は来年にも20万トン増強

 韓国のLG化学はこのほど、PVC(塩ビ樹脂)事業について、2005年までに30万トン増強する方針を打ち出した。同社は現在韓国と中国でPVC事業を展開しており、増強によりグループ生産能力は、年産120万トンに拡大する。 
 同社は、麗川に年産55万トンのPVC設備を有しているほか、中国では、現地企業との合弁会社天津LG大沽化学が、1998年から寧波でPVCの生産をスタート、現在年産15万トンの生産能力を有している。さらに昨年11月には、
現代石油化学からPVCおよび原料VCM(塩ビモノマー)事業を買収、これらを合わせたPVC生産能力は90万トンとなっている。
 中国の合弁会社では、早ければ来年にも20万トン増強、35万トンに拡大する計画を進めており、残る10万トンは、韓国で拡大すると見られる。また原料のEDC(二塩化エチレン)については、米国や中東など安価な安定供給の確保を計画していることも明らかにしている。


(Chemnet Tokyo2000/11/24)

LG化学、現代石油化学のPVC事業を買収〜年産90万トン体制に
   世界7位、アジア2位のPVCメーカーに

 LG化学は23日、かねてから交渉していた現代石油化学のPVC(塩ビ樹脂)事業買収について、現代石化のPVCおよびVCM(塩化ビニルモノマー)各20万トンを取得したことを正式に発表した。この結果、LG化学グループのPVC生産能力は、90万トンに拡大、世界第7位、アジアで2位のPVCメーカーに躍進する。
 今回の買収額は、LG化学が現代石化のPVC事業の従業員の雇用を保証することにより、1,050億ウォン(約99億円)となり、買収手続きが完了した際に現金で支払われる。両社ともこの取引により、戦略的コア事業が国内外で強化されると見込んでいる。
 現在LG化学は、韓国・麗川に年産55万トン、中国・天津に15万トンの合計70万トンのPVC生産能力を有し、原料VCMは麗川に60万トン設備を有している。今回の買収により、現代石化が大山に有しているPVCおよびVCMが加わることで、LG化学グループの生産能力はPVC90万トン、VCM80万トン体制に拡大する。
 LG化学によれば、今回の買収は、自発的な統合に動いたものであり、韓国のPVCメーカーとしては、供給過剰となっている国内市場に対し自らの設備投資を行わずに国際競争力を強化するチャンスを手にすることを意味する、と説明している。また、世界のPVC大手メーカーの生産能力が平均140万トン規模であるのに対し、韓国のPVCメーカーは平均3万9,000トンンに過ぎず、国際競争に勝ち残っていくためにはスケールと効率の両方が欠けていると見ていた。


(化学工業日報 1996/8/26) 
 
現代石化、塩ビ参入 
 98年メド VCM,PVC各15万トン

 韓・現代石油化学がいよいよ塩ビ事業に乗り出す。同社ではこのほど、大山拠点において98年をめどにVCM年産15万トン,PVC同15万トンプラントを建設し、塩ビ事業に参入する方針を固めた。既に諸機器の発注を行っており、近く着工に移るものと推測される。現代の参入決定により、韓国のPVCメーカーは今後,LG化学、ハンファ綜合化学、現代石油化学の3社体制となる見込み。 
 現代石油化学は京畿湾に面する大山を拠点に、エチレン年産45万トンを中核とする石化コンプレックスを展開し、今年春からは2期増設にも着手しているが、VCM−PVCプロジェクトに関しては今年初めに発表されていたものの、韓国のPVC需給バランスがほぼ均衡していることから、建設に移るか否かは流動的とみられていた。
 しかし現代石油化学では、このほど各種機器類の発注を行いプロジェクトを本格的にスタートさせた模様だ。完成予定は98年で、年産能力はVCM15万トン,PVC15万トンとされている。
 韓国のVCM,PVCメーカーは現在,LG化学とハンファ綜合化学の2社だけで、VCMでLG30万トン、ハンファ36万トン,PVCではLGが42万トン、ハンファが35万トンと、ほぼ両社で能力を二分している。需要はPVCでほぼ90万トン近くあり、99年ごろにはこれが100万トンに拡大するものと予測されている。
 LG、ハンファともすでに能力増強に着手しており、VCMではハンファが97年をめどに16万トン,LGが同30万トン,PVCではハンファが年内に14万5千トン増強する。従って需給バランスは今後3−4年間はほぼ均衡する見通しであり、現代石油化学の新設プラントはそのまま余剰能力になる恐れもある。しかし現代グループ自体の需要により消化できるとの見方もあり、需給バランスにどの程度影響を与えるかは不明だ。
 なお原料のEDCについては、現在ハンファ綜合化学しかサプライヤーがいないため、現代石油化学では当面輸入により対応するものと推測される。


海外PVC加工

 インドネシアJV   PVC Compound 10, PVC Pipe 9.3
 マレーシア     JV PVC Sheet 4.8
 ハンガリー     JV PVC Sheet 9, Calendar 6


  ハンファ綜合化学 (韓火)             全体像 別紙

           

             他に 可塑剤 90千トン


化学工業日報 2003/10/9

韓国ハンファ、EDC 22万トン増強、PVCの競争力向上

 ハンファ石油化学はこのほど、麗川工場で二塩化エチレン(EDC)の年産能力を22万トン増強した。これにより、同社のEDCの総年産能力は130万トンになった。塩素から塩化ビニル樹脂(PVC)にいたる原料の自給能力が強化され、PVC市場での競争力が一層強化された。
 ハンファ石化は450億ウオンを投資して、麗川工場でオキシEDCの工程を増強した。オキシEDCは、VCMの製造工程でEDCを熱分解するときに発生した塩化水素をエチレン、酸素を使ってEDCに合成する方法。エチレンと塩素を反応させて製造する方法はダイレクトEDCと呼ばれ、同社は両製造方法を採用している。
 増設後のハンファ石化の工場別EDC年産能力は、麗川工場がオキシEDC52万トン、ダイレクトEDC44万トン、蔚山工場がオキシEDC19万トン、ダイレクトEDC15万トン。


旧名 韓洋化学。親会社の韓国火薬がグループ名をハンファとしたため1994改称。
     
1972年に塩ビ4社が合併して韓国プラスチックとなり、1988年に親会社の韓洋化学に吸収合併された。 

 統合前の塩ビ会社と工場は以下のとおり。    

会社名 工場 スタート 技術  
Daehan Plastics (芙江) 1966 信越技術 現在塩ビ加工工場
Kongyoung Chemical (蔚山) 1967 鐘化技術  
Woopoong Chemical (群山) 1969 鐘化技術 1998休止
Korea Chemical (鎮海) 1968 日本カーバイド技術 1998休止

        


台湾         Taiwan PVC Pipe Manufacturers Head to Mainland China

 

  台湾プラスチック     全体像 別紙 

  

         

  米国でBordenからPVCプラント購入 →     PVC   (Illiopolis, IL)     180

  中国VCM、PVC計画 別紙

 2002/5 台湾政府、PVC計画承認

麦寮VCM 800千トンへ

Formosa to build new 400 kt/yr EDC plant by 2004-2005


  華夏プラスチック(CGPC)        全体像 別紙

                      

CGPC:
・趙グループと米国 GulfとのJVとしてスタート (社名:China Gulf Petrochemical)
     ↓
・Gulf 撤退(→ 社名:China General Petrochemical)
     ↓
・趙が名目上撤退、BTR Nylex中心(British Tire & Rubberの豪州子会社)
     ↓
・ 1997 BTR Nylex 持分を 下記のように分割所有
   USI Far East(UCCが44.7%保有)80%/聯成石油化学(可塑剤メーカー) 20%


石油化学新報 2003/6/18

台湾FPC、麦寮でVCMを今夏増強〜中国PVC工場向け原料確保

 台湾ブラスチック(FPC)は台湾・麦寮において、今年夏にVCM(塩ピモノマー)設備のボトルネック解消を行い、生産能力を年産8万トン増の80万トンに引き上げる。これに仁武(48万トン)、林園(24万トン)の両工場を合わせたFPCの台湾でのVCM生産能力は152万トンになる。台湾プラスチックはアジア最大の塩ビメーカーで、現在、台湾にVCM144万トン(3工場)、PVC(塩ピ樹脂)133万トン(4工場)の生産能力を有する。また中国では漸江省寧波において30万トンのPVC工場新設を進めており、来年8月をめどに操業を開始する。これに伴う原料を確保するため、今回、台湾・麦寮でのVCM設備増強に乗り出した。


Platts 2003/9/3

Taiwan's Formosa to build new 400 kt/yr EDC plant by 2004-2005

Taiwan's Formosa Plastics Corp plans to expand its EDC production capacity by 400,000 mt/yr to 1.3-mil mt/yr by the end of 2004 or early 2005 by building a new plant at Mai Liao, a company source said Wednesday. The new plant would be located beside its other 700,000 mt/yr EDC plant. The company also has a 200,000 mt/yr EDC plant at Jen Wu. To support the new unit Formosa has ordered an electrolysis plant from Japan's Asahi Kasei that can produce between 300,000 to 330,000 mt/yr of caustic soda and around 280,000 mt/yr of chlorine.


Westlake Group
Following three decades of experience in Asia, Chao Group entered the U. S. market in 1986 with the acquisition of a polyethylene plant in Sulphur, Louisiana, near Lake Charles.
In the ensuing years, Westlake Group has employed a combined strategy for its chemical plants of acquisition, expansion of existing facilities, and new construction. In addition, Westlake Group acquired manufacturing facilities for its vinyls-based fabricated products businesses.
In less than 15 years, Westlake Group has become a principal operating interest of Chao Group, encompassing 16 operating facilities in North America.

Westlake Monomers Corporation acquired its vinyl chloride monomer (VCM) plant from the B.F. Goodrich Company in 1990. The plant is located within a 300-acre chemical complex in Calvert City, Kentucky, approximately 15 miles east of Paducah on the Tennessee River. It is strategically located to serve downstream polyvinyl chloride facilities located in the Midwest and Northeast United States. Capacity of the plant is 1.1 billion pounds of VCM per year.

Our polyvinyl chloride (PVC) resin manufacturing facility in Calvert City, Kentucky is owned and operated by Westlake PVC Corporation. The plant was acquired in 1991 and was formerly operated by Air Products and Chemicals.
The Calvert City, PVC plant is located on a 25-acre site.
Westlake PVC Corporation benefits from vertical integration as its primary raw material, vinyl chloride monomer, is produced by the Westlake Monomers Corporation plant, approximately one mile away.
PVC is the world's second most widely used plastic; only polyethylene is used in greater volume. PVC is produced in powder form, then combined with other ingredients to create a compound with specific processing and end-use properties. PVC is often used in infrastructure development and building products. In this market, Westlake Group is integrated into the manufacturer of pipe through
North American Pipe Corporation.
  (http://www.westlakegroup.com/operations.html


Titan 計画 

The Titan GroupとNorsk HydroのJVでVCM200千トン、PVC100千トンを生産する計画
  
The Titan GroupはChao Group と Permodalan Nasional Berhad (PNB) のJV

Asian Chemical News 1999/11/1
Johor PVC project: building work may start in H2 2000

Construction of the PVC project in Tanjung Langsat, Johor, Malaysia, may start in H2 2000, said a senior company source from Norsk Hydro. He predicts the problem of PVC oversupply in the region may improve by end-2001.
The joint-venture 100,000 tonne/year project between Norsk Hydro and Titan Petrochemicals & Polymers was initially planned to start up by end-2000, and was delayed to H1 2001 at the end of last year. The project has since been put in the backburner by both partners. Rumour had been mounting that Norsk Hydro had quit the project, even though Titan viewed it as delayed. However, the Norsk Hydro source said the project is still under evaluation by Norsk Hydro and Titan, and discussions are under way with bankers for sources of funding. He added that the companies are still waiting for the market situation to improve and would start the project when the timing is right. Titan had told ACN the company would concentrate on other projects coming onstream by this year at its petrochemical complex in Tanjung Langsat and Pasir Gudang. Furthermore, there is oversupply in the domestic market as Petronas is already building a PVC plant in Kerteh. It is expected onstream this year.
Titan's 330,000 tonne/year cracker and 200,000 tonne/year PP unit have recently come onstream. Its 200,000 tonne/year ldPE unit is scheduled for commissioning this month. A Titan source said the PVC oversupply will not hinder the progress of the project.

  原料EDCはカタールのNorsk Hydro/アトケムJVから持ち込む計画。


その他  

    

(化学工業日報 2000/6/1)

台湾・大穎 PVC計画暗礁に  経営悪化で設備建設中断

台湾の大穎企業が進めている塩化ビニル樹脂(PVC)プロジェクトが暗礁に乗り上げている模様だ。商社筋によると、大穎は借入金の問題などで経営が行き詰まり、年産20万トンのPVCプラント建設を中断しているという。新プラントは2000年の操業開始が当初予定されていたが、先行きは不透明な状況のようだ。複数の台湾メー力一が大穎の事業買収を検討しているとの噂も流れているという。
大穎はPVC用可塑剤の大手メーカーで、ウレタンの樹脂・エラストマー事業なども手掛けている。同社は97年にPVCと洗剤用天然アルコール(NDA)の大型プロジェクト計画を打ち出し、彰化工業区でプラント建設を進めていた。PVCの技術は独ヒュルス(現デグサ・ヒュルス)のPVC子会社ベストリット(99年に投資家グループに売却)からライセンスを受けている。台湾の日系商社によると、大穎のプラント建設は工事が現在中断しており、「どうなるか分からない状況」という。経営悪化が理由のようだが、経営内容が不透明なため詳細は分かっていない。大穎の97年の発表によると、NDAとPVCのプロジェクト総額は約180億元とされていた。当初計画では、PVCは年産20万トン設備を2000年に稼働させ、2002年に倍増する構想だった。
台湾のPVCメーカーは台湾プラスチックス(FPC)、華夏プラスチック、大洋プラスチックの3社。FPCや大洋が大穎のPVC事業を買い取るとの噂も流れているといい、大穎のPVC事業への進出計画はプラント建設途上で頓挫する可能性もありそうだ。


(化学工業日報 1997/8/20)

台・大穎 PVC事業へ参入
  ヒュルス技術導入  2000年めど20万トン稼働

台湾の可塑剤、ウレタン樹脂メーカーの大穎企業は、塩化ビニル樹脂(PVC)事業に進出する。独ヒュルスの塩ビ子会社、ベストリットからこのほどPVCの技術ライセンスを取得、年内にも年産20万トンのプラント建設に着手する。完成は2000年の予定で、2002年をめどに年産40万トンに倍増する計画だ。台湾は現在、PVCが若干の輸入ポジションにあるが、最大手の台湾プラスチック(FPC)が98年に年産36万トンを増設する計画があり、大穎の新規参入は台湾のみならず、アジア全体の需給構造に大きな影響を与えそうだ。
大穎のPVCプラントは、台北から約200キロメートルの西海岸に位置する台湾彰化工業区に建設される。総投資額は90数億元が見込まれており、同社にとって21世紀をにらんだ一大プロジェクトとなる。汎用のPVCのほか、ぺーストレジンやハイインパクトPVCなどの特殊塩ビも生産する。台湾の市場が限られていることから、積極的な輸出戦略を展開するものとみられている。
一方、ベストリットにとって大穎への今回のPVC技術供与は、東アジア市場への進出の最初のステップとなるもので、成長市場のアジアにおける事業展開の足掛かりにする狙いだ。
台湾へのプラント設備導入やエンジニアリングはドイツのエンジニアリングメーカー、ケマ・バルケーデュアが担当し、エンジニアリンクサービスは主に台湾の現地企業が行う。大穎、ペストリット、ケマ社の3社による契約調印は7月に台北で行われた。
台湾のPVCメーカーは、現在、FPC、華夏プラスチック、大洋プラスチックの3社で、生産能力はそれぞれ 98万トン、20万トン、10万8千トン。一方、台湾の96年のPVC生産量は112万トンで、117万トンの需要に対して5万トンが不足している。FPCは98年中に年産能力を134万トンに引き上げる計画で、これにより台湾のPVC供給能力は内需を大きく上回る。


タイ

Thai Plastic & Chemicals (TPC)  

  

TPC:

当初3社の均等出資のJVとしてスタート。
 ・CEグループ(地元)
 ・THASCO Chemical (旭硝子 出資 )
 ・三井物産/三井東圧
   ↓
その後上場
  Siam Cement 19.8%, THASCO 25%, CE 13.9%, 三井G 16%。

Siam Cementと投資会社 Siam TPC 設立 インドネシアにSiam Maspion設立
ベトナムのPVC計画に参加


その他 

  VinyThai

Solvay と現地資本 Charoen Pokhand GroupほかのJV

     

 
  APEX Plastics
     塩ビシートメーカーのAPEX が川上進出。伊藤忠が20% 出資。

     

        2002/10  エイペツクス 伊藤忠など日本側資本撤収完了


マレーシア

  Vinylchloride (Malaysia) /Industrial Resins (Malaysia)  
     

        

    

Vinylchloride (Malaysia) :

当初計画はマレーシア側 (Petronas, Land & General) 50%, 三井側(三井東圧, 三井物産)50%のJVで、VCM 400, PVC 100 千トンの生産。
     ↓
Petronas60%, Land & General20%,Mitsui VCM (三井東圧50%, 三井物産 50% のJV)  20% でVCMのみでスタート。
  Petronas は代わりPVCでベトナム計画に参加。
     ↓
99/9  Petronas 60%,
Mitsui VCM 30%, 三井物産 10%
     Industrial Resins のPVCを譲り受け。

三井撤退?

 

Industrial Resins (Malaysia) :

当初、東ソー 10%, 三井物産25%、Land & General 65%のJV
 ジョホールバル で PVC 20、コンパウンド 30千t
     ↓ 
ケルテでPVC 150千t 計画
     ↓
99/9  東ソー、三井物産離脱
     L&G 100% 新PVCはモノマー会社へ。


その他 

 Malaysia Electro Chemical Industry
     日本ゼオン 25%, ニチメン、現地JV

     


鐘化ペーストポリマー
     


タイタン計画  CGPC参照

     

 


2003-11-6 Asian Chemical Weeklyhttp://www.chemweekly.com/ )

Mitsui is like to exit from Petronas joint venture

Japan's Mitsui & Co may pull out of its Vinyl Chloride Monomer (Malaysia) joint venture with Petronas.

A Mitsui source said the company was in serious discussions with its Malaysian partner on whether it should withdraw from their joint venture or carry on. Mitsui has a 40% stake in the venture, which operates a 400 000 tonne/year VCM plant and a 150 000 tonne/year polyvinyl chloride (PVC) plant in Kerteh, Malaysia.

The source said discussions had been going on for the past few months. He declined to say why Mitsui was considering pulling out from the joint venture. Petronas was unavailable for comment.

According to a consultant, there is little reason for Mitsui to exit the joint venture, as PVC markets have been buoyant in recent months. PVC prices for November cargoes had risen to $690/tonne cfr China recently -- up $30-40/tonne from October cargo prices.

However, the consultant added that Mitsui might want to focus on its China-based production instead of shipping product from Malaysia to China.

Mitsui already produces 233 000 tonne/ year of VCM and 240 000 tonne/year of PVC through Cangjing Chemical Industry, a joint venture with Cangzhou Chemicals in Cangzhou, Hebei, China.

An industry source said that Mitsui's possible exit could be due to the poor profitability of the Malaysia joint venture as a result of the operating problems at the VCM plant. The problem has forced the joint venture to buy VCM from the market, which has been in short supply, he said.

The Mitsui source declined to say whether or not the talks with Petronas were related to the continued inactivity of the joint venture's VCM plant.

The plant was shut at the end of June for maintenance and was to have restarted in late September or early October. According to the source, there are no firm dates for the restart of the plant, which has been experiencing mechanical problems intermittently since late last year.

The source declined to confirm or deny market talk that Petronas had asked Mitsui to pay $25m to keep the plant running.

The company's PVC plant also remains shut. It was to have restarted in early September. As with the VCM plant, no date has been set for its restart.


2004/4/26

フォモサ・プラスチックスの米国PVC工場が爆発

台湾のフォモサ・プラスチックスの米国子会社 Formosa Plastics USAのイリノイ州のPVC工場で23日爆発が起こり、4人が死亡、8人が負傷した。
重合槽が爆発し、工場の60−70%が破壊されたと報道されている。
同工場は倒産したボーデンケミカルから2002年に買収したもので、能力は汎用PVC 80千トン、特殊PVC 80千トン、従業員は135名。
Formosa Plastics USAは他に、テキサス州に575千トン、ルイジアナ州に417千トン、デラウエア州に65千トンのPVC工場を持っている。



2004/4/24 cnews

Explosion rocks Illinois plastics plant
http://cnews.canoe.ca/CNEWS/World/2004/04/24/434031-ap.html


Smoke billows from the Formosa Plastic plant Saturday in Illiopolis, Ill.
(AP/Herald & Review/Chase Agnello-Dean)


ILLIOPOLIS, Ill. (AP) - A series of explosions rocked a plastics plant in central Illinois, killing at least two people and injuring eight others. Two people remained missing Saturday, authorities said.

About 1,000 residents were evacuated from the area after the explosions Friday night, said Sheriff's Sgt. Joe Rath. As firefighters continued to battle the blaze Saturday, all but about 60 who live within two kilometres of the plant returned to their homes, he said.

The explosions occurred at about 10:45 p.m. in a chemical reactor at the Formosa Plastics plant, said Illinois Emergency Management Agency spokeswoman Patti Thompson. The cause of the explosions was unclear.

A witness who was driving on the interstate said he saw an orange flash similar to lightning, followed by a muffled boom, then an enormous fireball about 30 metres high.

Two bodies were discovered early Saturday as small crews of firefighters began to surround the plant, which was "60 or 70 per cent destroyed," said police Capt. Jeff Burkler. He did not identify the victims.

Four people were taken to Memorial Medical Center in Springfield, but the extent of their injuries was not immediately released. Four others were treated for smoke inhalation.


The dead and injured were among 18 workers who were on duty at the plant when the explosions occurred, Rath said.

Fires were still raging in several areas of the plant early Saturday and Williamson said more than 150 fire and rescue workers were expected on the scene.

A short time after the explosion, Interstate 72 was closed in both directions, from Illiopolis to Niantic, which is between Springfield and Decatur in central Illinois. The blast also knocked out power in both communities.

Thompson said the interstate was reopened shortly before 6 a.m. Saturday, after the Illinois Environmental Protection Agency had determined that smoke from the fire was not a hazard to motorists' health.

Illinois Farm Bureau spokesman John Hawkins, who said he lives about eight kilometres from the plant, said he felt the explosion.

"We were getting ready for bed and we heard this loud boom and the house shook," he said.

The plant, with about 135 workers, manufactures polyvinyl chloride used in PVC pipe and other materials for construction, medical supplies and automotive parts.


2004.6.15 旭硝子株式会社

タイ・プラスチック・アンド・ケミカル社の株式を売却
http://www.agc.co.jp/news/2004/0615.html

 旭硝子梶i本社:東京、社長:門松 正宏)は、6月15日、当社子会社であるタスコケミカル社(本社:バンコク)を通じて保有しているタイ・プラスチック・アンド・ケミカル社(以下TPC社 本社:バンコク)の株式を、CPB エクイテイ社(本社:バンコク)及びサイアム・セメント社(本社:バンコク)に売却することで両社と合意しました。売却するのは全ての保有株式21,875,075株で、これはTPC社の発行株式数の25%に相当します。なお株式の売却価額は1株あたり180バーツ、総額約39億38百万バーツです。
 
 当社は従来よりキャッシュ・フロー重視の経営方針に則り保有資産の有効活用に努めていますが、今般この方針に基づき、1966年のTPC社設立当初より保有している株式のうち13,000,000株(発行株式数の15%相当)をCPB エクイテイ社に、8,875,075株(発行株式数の10%相当)をサイアム・セメント社に売却した次第です。

【 ご参考 】
タイ・プラスチック・アンド・ケミカル社の概要
設立 1966年
社長 Dhep Vongvanich
資本金 875百万バーツ
事業内容 塩ビ、及び、加工品の製造・販売
本社所在地 バンコク市
売上額 18,063百万バーツ(2003年実績)

CPB エクイテイ社の概要
設立 1994年
社長 Michael D. Selby
資本金 11,622百万バーツ
事業内容 投資
本社所在地 バンコク市

サイアム・セメント社の概要
設立 1913年
社長 Chumpol NaLamlieng
資本金 1,200百万バーツ
事業内容 セメント、石油化学、パルプ・紙、建材の製造・販売、運輸
本社所在地 バンコク市

タスコケミカル社の概要
設立 1964年
社長 辻 利夫(旭硝子鰍謔阡h遣)
資本金 2,800百万バーツ
事業内容 苛性ソーダ及び塩素製品の製造・販売
本社所在地 バンコク市
株主構成 旭硝子梶@99.85%


2004年7月23日 中国・ASEANニュース

【タイ】塩ビ大手、国内・ベトナムで生産拡大
http://www.e-plastics.gr.jp/japanese/nna_news/news/news0407_3/04072304.htm

 タイ王室系のサイアム・セメント(SCC)グループ傘下の塩化ビニール樹脂(PVC)大手、タイ・プラスチック&ケミカルズ(TPC)は、タイ国内とベトナム工場の生産能力を拡大する計画だ。それぞれ12億バーツずつ投じる予定。増産後はインドネシア工場も合わせたPVCの最大年産が、現在の68万トンから3割上昇し90万トンとなる。

 バンコク東部サムットプラカン県と東部ラヨン県の最大年産は現在合計で44万トン。フル稼働に達しており、両工場の生産能力は56万トンまで引き上げる。ただ拡張計画の開始時期について同社の事業計画部は、市況をみて判断するとし詳細を明かさなかった。工期は18〜20カ月を予定している。

 増産はタイ国内の需要拡大が理由。経済危機後はアフリカ市場の開拓などで対応していたが、最近になり国内経済が回復したことで、以前5割あった輸出比率が2〜3割程度まで下がっているという。タイからは中国、香港など東アジアや、東南アジア、中東などに輸出している。

 一方、全量を国内向けに生産するベトナム工場は、2007年までに現在の年産12万トンを22万トンに引き上げる。投資額は12億バーツ。既にベトナム政府の認可を得ている。インドネシア工場年産能力は当面12万トンで据え置く。

■今年1割増収

 TPCは先月、旭硝子のタイ子会社
タスコケミカルの保有株(25%)売却を発表。SCCと、SCCの株主でもある王室財産管理局(CPB)の出資比率は57%となった。22日付クルンテープ・トゥラキットによると、今年の営業売上高は昨年の18億バーツから1割強拡大すると見込んでいる。


2003/03/31 LG Chem

LG Chem secures long term strategic supply agreement with OxyChem
http://www.rnd.lgchem.co.kr/english/notice/application_view.asp?uniq_numb=28&page_cont=1&&keyx_word=

LG Chem Ltd., the largest chemical company in Korea, announced today that it has signed an expanded term EDC (Ethylene Di-Chloride) supply agreement with U.S. OxyChem, one of the world's largest merchant suppliers of EDC. The signing ceremony took place in Dallas, Texas.

EDC is a vital feedstock for PVC (Poly Vinyl Chloride), which is one of LG Chem's core Petrochemical products used in manufacturing a wide range of plastic products in the building and construction sector as well as high voltage electrical cables, medical gloves, etc.

"The strategic relationship with OxyChem will be beneficial for LG Chem by enabling the company to secure enough supply of EDC for stable growth in the PVC business and in turn will help OxyChem to lay the grounds for making way into the Asian market," said Churl-Ho Yoo, the Executive Vice President of LG Chem's Petrochemical Business.

The long term EDC supply agreement with OxyChem is expected to lift LG Chem's burden of obtaining enough raw materials for the PVC production. "The strategic relationship is all the more significant and crucial to LG Chem's future business, since LG Chem's self-sufficiency in EDC is expected to remain at around 50% in 2006 which is when the EDC plant in Australia will be fully on stream," the Executive Vice President stressed.

The EDC supplied by OxyChem will be used for the production of VCM (Vinyl Chloride Monomer), the raw material of PVC, in LG Chem's production facilities in China and Korea.
Through this strategic alliance, LG Chem's annual PVC capacity is expected to rise to
2.05 million tones (Korea 0.95 mil, China 1.1 mil) by 2010, which will elevate LG Chem to the position of the 3rd largest PVC producer in the global market.

"Today's signing ceremony symbolizes the strong business partnership between the two companies, which lays the ground for further alliances in other areas. In addition, by maintaining the strategic alliance with the world major players, LG Chem will emerge as a global leader in the petrochemical marketplace," Yoo added.

With enhanced productivity at the Yeochon plant in Korea and a 0.1 million tone production increase in China in the first half of this year, LG Chem is currently the 6th largest PVC producer with a capacity of 1.13 million tones per year (Korea 0.79 mil, China 0.34 mil).

OVERVIEW OF LG CHEM

LG Chem Ltd. is the leading chemical company in Korea in terms of both size and performance. It is a vertically integrated chemical company that manufactures a wide range of products from petrochemical goods to high-value added plastics, floorings and automotive parts. It also expands its chemical expertise to high-tech materials for electronics and information technology such as state-of-the-art rechargeable batteries and display materials.

LG Chem was detached from LG Chemical Ltd. in April 1, 2001 to unlock long-term shareholder value and provide investors with investment opportunities in highly focused entities.

With annual sales of KRW 5.4 trillion (Yr 2002) and a local workforce of 8,000 employees, LG Chem plans to realize positive progress towards sustainable growth by consolidating its leadership in the domestic market and building leader businesses outside of Korea.

OxyChem Overview
 ・ Company name : Occidental Chemical Corporation (OxyChem)
 ・ A wholly owned subsidiary of Occidental Petroleum Corporation
 ・ Based in Dallas, Texas with plants in the U.S. and three foreign countries
 ・ Business area : basic chemicals, vinyls, performance products
 ・ EDC Merchant Capacity : 1.5 million tones per year
   
Occidental Petroleum Corp. Overview
 ・ Founded in 1920, Los Angeles
 ・ Workforce of 8,200
 ・ '01 Business Results
 Sales US$ 14 bil
 Net Income US$ 1.2 bil
 ・ Business area : Oil & Gas, Chemicals

World Top10 PVC Producers         (Unit: 1000 ton)

Rank Company   Capacity   Nationality    Remarks         :   

1 

Shintech

3,108 

Japan,U.S.

Shinetsu+Rovin

2 

FPC

2,826 

Taiwan,U.S.

FPC(Taiwan)1.4milton

3 

Oxy Vinyls

2,000 

U.S.

OxyChem+Geon

4 

EVC

1,405 

EU

+

5 

Georgia

1,305 

U.S.

+

6 

LG Chem

1,130 

S.Korea

+

7 

Solvin

1,112 

EU

*Solvay+BASF

8 

AtoFina

850 

France

+

9 

Vinnolit

685 

EU

+

10 

Westlake

635 

U.S.

++

Source: CMAI report/LG Chem (2003)


2006/1/13 Platts

Formosa planning new 180,000 mt/yr PVC plant in Texas

Formosa is planning to build a 180,000 mt/yr polyvinyl chloride plant in Texas, a company source confirmed Friday. Projected cost is $1.1-bil, which includes a 300 MW power plant at the same site.
The company source declined to give a construction time line, but the investment is expected to occur over the next five years. Talk of plans for anew PVC plant were heard in 2005, but a Formosa spokesperson declined to comment or confirm any plans at that time.
Formosa has PVC resin capacity of 417,000 mt/yr at Baton Rouge, Louisiana, and 575,000 mt/yr at Point Comfort, Texas.