木質系

 

 

でん粉質・糖質原料からのエタノール製造方法
http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/6351/12-17.pdf

 エタノール製造技術の一般的な方法であり、とうもろこし、甘しょなどのでん粉質や、さとうきび、糖蜜などの糖質を原料としてアルコール発酵させる方法である。
 糖質原料は酵母を加える事で発酵が可能であるが、でん粉質原料はそのままでは発酵できないため、
酵素により糖化しその後酵母を加えて発酵させ、この発酵によって得られたものをもろみと呼んでいる。もろみのアルコール濃度は8%程度であり、蒸留によってアルコール濃度を高め、95%濃度のアルコール(含水アルコール)が製造される。さらに、含水アルコールを脱水剤とともに蒸留するとアルコール濃度99%以上の無水アルコールを造ることができる。糖蜜を原料にした場合、糖蜜1t当たり約250L〜 280L(糖分の規程により差がある)のエタノールが得られる。

     でん粉質・糖質原料からのエタノール製造プロセスフロー