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南西石油株式会社の株式取得に関する譲渡契約締結について
株式取得の目的 | 沖縄県内に於ける石油製品の安定供給の一翼を担うべく、ターミナル事業に取り組むとともに、将来的には当社石油事業とのシナジー効果の創出を目的とするもの。 | ||
南西石油の概要 | |||
名称 | 南西石油株式会社 | ||
所在地 | 沖縄県中頭郡西原町字小那覇858番地 | ||
株主構成 | Petrobras International Braspetro B.V. 100% | ||
事業内容 | 石油事業 | ||
資本金 | 441億6,000万円(2016年9月現在) | ||
設立年月日 | 1968年5月24日 | ||
株式取得の相手方 | |||
名称 | Petrobras International Braspetro
B.V. (ペトロブラスが99.98%の株式を保有) |
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所在地 | Rotterdam, The Netherland | ||
大株主 | Petróleo Brasileiro S.A. | ||
取得株式数 | 2,685,664株(2016年9月現在) 発行済株式の全てを取得するもの。 |
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契約締結日 | 2016年10月17日 | ||
株式譲渡実行日 | 年内での譲渡の実現に向け両社で鋭意協議中 |
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ロイター
ブラジル国営石油会社のペトロブラスは、沖縄の石油精製子会社、南西石油の全株式について、日本の太陽石油に1億2930万ドルで売却することで合意したことを明らかにした。
ペトロブラスは南西石油の石油精製事業を既に停止していた。
当局への提出文書によると、南西石油は沖縄の石油消費量の約半分を供給、処理能力は日量 10万バレルだった。
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琉球新報
売却後、ペトロブラスは日本から完全撤退する。2017年1月から太陽石油が南西石油の親会社になる。太陽石油はペトロブラスが閉鎖した精製事業は再開せず、石油タンクの運営や石油製品の販売供給を行う。
琉球新報 2015/3/27
南西石油、精製中止へ ブラジル親会社が撤退
石油精製会社の南西石油(西原町)は26日までに、沖縄県内で唯一運営してきた原油精製事業について不採算を理由に閉鎖することを決めた。閉鎖の時期は未定。親会社のブラジルの国営石油会社ペトロブラスが日本からの撤退を決めたことに伴う措置。南西石油は26日までに、従業員に対し精製事業からの撤退方針などを説明した。ペトロブラスは県内事業を日本企業に継承していくとみられるが、事業整理に伴う従業員の解雇は避けられない模様だ。
関係者によると、ペトロブラス社は「すぐには閉鎖しない」と話している。ただ、現在県内のタンクは精製する原油がほとんどないとみられる。
今後、県外や海外で精製したガソリンなどの製品を運ぶターミナル機能は継続する。ペトロブラス社はこれまで、南西石油の売却を模索していた。ペトロブラス社は所管官庁の経済産業省に3月中旬までに日本撤退の方針を説明した。経産省はペトロブラス社に対し「沖縄の石油の安定供給に一切の混乱を生じさせてはならない」と指導を続けていた。従業員についてペトロブラス社は同庁に対し「従業員対策は重要で、所要の対策を取る」と説明している。
同庁には閉鎖を止める権限はないが、精製部門閉鎖後、ターミナル機能を運用するために必要な設備が整っているか、ペトロブラス社に具体策の説明を求めている。
県内の石油流通は、南西石油の精製・販売のほか、出光グループが県外から精製製品を移入して販売している。ーーー
2007/11/7 ペトロブラス、南西石油を買収、最新設備新設 その後、住商も売却
設立年月日 昭和 43年 5月 24日
会社創立時 エッソスタンダード沖縄(株)
昭和52年5月10日 南西石油株へ社名変更
2010年04月02日 住友商事
南西石油株式会社の株式売却について住友商事は、ブラジル国営石油公社ペトロブラス社のオランダ在子会社であるPetrobras International Braspetro B.V.との間で、住友商事が保有する南西石油株式会社の全株式12.5%を同社に売却することになりました。住友商事は約40年間にわたり南西石油の経営に携わり、また平成20年4月からはペトロブラスとともに運営してまいりましたが、今般、国内石油製品事業の戦略の見直しの一環として、保有全株式をパートナーのペトロブラス社に売却し、これによって確保された経営資源を海外事業など、石油製品事業の新たな展開に振り向けることといたしました。
なお、本株式売却後も住友商事とペトロブラスおよび南西石油は原油・製品取引を従来通り進めてまいります。