日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
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アルキルベンゼン                          Back

 

能力  単位:千トン

    LAB BAB  

日本石油洗剤*1

川崎

40

50

販売=新日本石油化学
BAB 03/8停止

協和油化

千葉

(45)

 

2002/5休止

三菱化学

四日市

45

(30)

BAB 97/3休止
LAB 2006/3 停止

日本アルキレート*2

愛媛

(30)

 

95/末解散

LAB リニアアルキルベンゼン 直鎖状、ソフト型
BAB ブランチアルキルベンゼン 分岐状、ハード型

*1 日本石油洗剤 

1960 日本石油化学(55%)、Chevron Chemical(45%)JVとして設立 BAB生産
1968 UOP技術でLAB生産
1993 日本石油化学100%

*2 日本アルキレート

1966 日本アトランチック設立(住化、花王石鹸、Atlantic Richfield 均等出資)
1980 ARCO撤退、住化・花王石鹸 均等出資に。
1981 日本アルキレートと改称
1995 解散


協和発酵、リニアアルキルベンゼン事業から撤退

新日本石油化学、03年8月に分岐型アルキルベンゼン事業から撤退

三菱化学、四日市事業所ソフトアルキルベンゼン(SAB)プラント停止



化学工業日報 2001/2/28

協和発酵、リニアアルキルベンゼン事業から撤退

化学品事業の構造改革の一環。

1988年に日産化学から事業買収、協和発酵が販売を継続していた事業
生産は95年に
「ナルケン」のビスタ・ケミカルの出資分を取得、100%子会社にしたうえで、97年から協和油化千葉工場が担当
千葉工場で年産4万5000トンの能力


2002/7/9 新日本石油化学

BAB(Branched Alkyl Benzene; 分岐型アルキルベンゼン)事業撤退について
     
http://job8.nikki.ne.jp/?news=80880


 新日本石油化学(旧 日本石油化学)は、このたび、BABの事業から撤退することを決定いたしました。

<BAB(分岐型アルキルベンゼン)事業撤退の概要>
1.生産・販売を中止する品目

・ BAB(分岐型アルキルベンゼン)

アルケン56N、アルケン60NH、アルケン50P、アルケン100P、アルケン20T、アルケン68、TAB、TBB、ハイゾールP、ハイゾールF

・ プロピレンポリマー
   粗ノネン、ドデセン、56Nポリマー、テトラマー56N、ハイマスポリマー

2.撤退スケジュール
   平成15年8月の工場定期修理に合わせて、生産および販売を中止する予定。

3.BABおよびプロピレンポリマーの生産能力
     BAB装置         : 5.0万トン/年
     プロピレンポリマー装置 : 3.5万トン/年

4.BABおよびプロピレンポリマーの生産工場
   新日本石油化学株式会社 川崎事業所 川崎工場


平成17年12月26日 三菱化学

四日市事業所ソフトアルキルベンゼン(SAB)プラント停止の件
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2005/20051226-2.html

三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:冨澤 龍一)は、2006年3月末を目途に四日市事業所(三重県四日市市)で稼動中のソフトアルキルベンゼン(以下「SAB」という。)製造設備(生産能力45千トン/年)を停止し、同事業から撤退することを決定いたしました。