日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

 他のページへ  トップページ  エチレン ナフサ価格 PE PP PS SM 

 ABS PVC VCM PC エンプラ EO PO フェノール MMA 合成ゴム その他石化業界 

 その他化学及び周辺業界 事業統合に対する公取委判断 中国市場 

 日本のコンビナート図(トップ) 石油化学年表(トップ) 各社中長期経営計画 ほか(トップ)

 アジアの石油化学 欧米の大企業                         連絡先 knak@js2.so-net.ne.jp

 

ポリエステルフィルム(PETフィルム)                             Back

東レ 

    液晶反射板用白色PETフィルム技術を帝人デュポンフィルムにライセンス

     PETフィルム世界能力300,000t体制整う、工業用で圧倒的な強さ

帝人 デュポンとのPETフィルム事業統合で世界トップに躍り出る
       
DuPont Teijin Films(帝人デュポンフィルム)

三菱化学ポリエステルフィルム PETフィルム世界4極体制

東洋紡  ポリエステルフィルム 4割増産

 


三菱化学ポリエステルフィルム http://www.m-petfilm.com/mfj/jap/profile.htm

設 立 1975年5月8日
資本金 30億円

1960 三菱化成工業株式会社(当時)の一事業として滋賀県長浜市にてポリエステルフィルム 
ダイアホイル
®を生産開始
1962 三菱樹脂株式会社が本事業を継承
1975 三菱化成工業株式会社と三菱樹脂株式会社の合弁企業として、
「ダイアホイル株式会社」が発足
1992 ドイツ ヘキスト社と提携し、日・欧・米に合弁会社を設立し世界企業としての
生産販売体制を構築、新たに「ダイアホイルヘキスト株式会社」として発足
(アジア地域を管轄)
1995 インドネシアに「バクリーダイアホイル社」を設立、
メラクでの工場建設に着手し、アジア地域での製造・販売事業を展開
1998 日・欧・米のヘキスト社全持ち株を三菱化学株式会社が買収
「三菱化学ポリエステルフィルム株式会社」として世界事業を展開

ドイツにMitsubishi Polyester Film GmbH, 米国にMitsubishi Polyester Film, LLCを設立
2002 三菱化学ポリエステル、ポリエステル生産をアジアで増強検討

三菱化学ポリエステルフィルムの米社、12月末に増設を完了

 2003/4 試運転

2007 三菱化学ポリエステルフィルム、ポリエステルフィルムの生産設備増強

http://www.m-petfilm.com/mpf/jap/

三菱化学ポリエステルフィルムグループは世界四カ国に生産拠点を有する世界有数のポリエステルフィルム企業体です。 三菱ポリエステルフィルムグループ各社とその生産拠点は以下の通りです。

Mitsubishi Polyester Film, LLC
  アメリカ合衆国、サウスキャロライナ州、グリア市 (旧Hoechst Diafoil Co.,)
Mitsubishi Polyester Film GmbH
  ドイツ、ウィスバーデン市 (旧Hoechst Diafoil GmbH)
三菱化学ポリエステルフィルム(株)
  日本 (旧ダイアホイルヘキスト株式会社)
PT. MC PET FILM INDONESIA
  インドネシア、ウェストジャワ州、メラク (旧
PT Bakrie Diafoil)


日刊工業新聞 2002/7/3

三菱化学ポリエステル、ポリエステル生産をアジアで増強検討

三菱化学ポリエステルフィルム
  年産2万トンのプラントを稼働中のインドネシアやインド、中国などを候補地

同フィルムの生産拠点は国内ほかドイツ、インドネシア、米国の4拠点。03年初めには
米国の年産能力を現在比40%増の7万トンに引き上げることで、合計した年産能力は約20万トンとなる。


1998/10/2 三菱化学

三菱化学ポリエステルフィルムグループの発足について
    
 http://www.m-kagaku.co.jp/rel/1998/98100202.htm



ドイツのヘキストとの合弁会社3社株式のヘキスト社持分を三菱化学グループが買い取る

 日本法人 : 三菱化学ポリエステルフィルム株式会社
    (旧ダイアホイルヘキスト株式会社)
 ドイツ法人 Mitsubishi Polyester Film GmbH
    (旧 Hoechst Diafoil GmbH
 米国法人 Mitsubishi Polyester Film,LLC
    (旧 Hoechst Diafoil Company

インドネシアのバクリーダイアホイル社(PT Bakrie Diafoil)は、引き続き三菱化学ポリエステルフィルム社の子会社として運営

三菱化学ポリエステルフィルムグループは、約17万トン(本年末)の製造設備を有し、デュポン社に次いで、世界で2位グループ

ポリエステルフィルム事業合弁会社各社概要

● ダイアホイルヘキスト株式会社(日本)
  : 本  社 : 東京都港区
  工  場 : 滋賀県坂田郡山東町
  社  長 : 原田靖男
  持株比率 : 三菱化学 66.7%ヘキストAG 33.3%
  生産能力 : 年産4万トン
     
● バクリーダイアホイル社(インドネシア)
  本  社 : インドネシア国ジャカルタ市
  社  長 : 岡 慎一
  持株比率 : ダイアホイルヘキスト 95.4%、バクリー化成 4.6%
  生産能力 : 年産2万5千トン(本年末時点)
     
● ヘキストダイアホイル社(Hoechst Diafoil GmbH)(ドイツ)
  本  社 : ドイツ国ヘッセン州ヴィースバーデン市
  社  長 : S.ビーバー
  持株比率 : 三菱化学 33.3%ヘキストAG 66.7%
  生産能力 : 年産5万5千トン
     
● ヘキストダイアホイル社(Hoechst Diafoil Company)(米国)
  本  社 : 米国サウスカロライナ州グリアー市
  社  長 : S.P.ユーリック
  持株比率 : ダイアホイルフィルム社(米国三菱化学社の100%子会社) 33.3%
      HNA Holding社 66.6% のパートナーシップ
  生産能力 : 年産5万トン

 *HNA Holding, Inc.
   (formerly known as Hoechst Group doing business as Hoechst Celanese Corp.)


2002/12/3 Chemnet Tokyo

三菱化学ポリエステルフィルムの米社、今月末に増設を完了
 総設備能力が年
7tに拡大、新設備は来年3月から営業運転

 


Chemnet Tokyo 2003/4/16

米・ミツビシポリエステルフィルム、第2号機の試運転開始
  5月20日の竣工式後に営業運転入りの予定


2000/1/17 Mitsubishi Polyester Film

Mitsubishi Polyester Film Group Plans Major Expansion of North American Polyester Film Business
   http://www.m-petfilm.com/mfa/eng/press/01172000_expansion.htm



DuPont Teijin Films  帝人デュポンフィルム     
               
http://www.polyesterfilms.com/

PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを中核とするフイルム事業は、200011日より世界7カ国に米国デュポン社との折半出資により、グローバル合弁会社(日本においては帝人デュポンフィルム(株))を発足させ、世界第1位の生産規模とシェア、およびそれに裏付けされた競争力を有する事業として、新たな展開を開始しました。

統合 設立発表  営業開始  中国JV増強  中国増設


1999年2月3日 帝人/米国デュポン社

帝人と米国デュポン社のポリエステルフイルム事業の統合について
  
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/1999/JBD90203.htm

 

主要地域に折半出資の合弁会社を設立し、両社の開発・生産・販売・技術を統合することに基本的に合意


1999/7/14 帝人/米国デュポン社

帝人と米国デュポン社のポリエステルフィルム事業の統合に関する合弁基本契約の締結について
     
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/1999/JBD90714.htm



両社のポリエステルフィルム事業を統合することに関し協議を重ねてまいりましたが、最終的に合弁基本契約を締結

(1)合弁会社の立地   日本・米国・イギリス・ルクセンブルグ・オランダ・インドネシア・中国
(2)売上高   約14億ドル(約1,700億円)
(3)資産規模    約15億ドル(約1,800億円)
(4)生産能力   約30万トン超
(5)従業員数   約4000人

                   <(2)(5)1998年度の実績ベース>

1. 地域別合弁会社の概要
(1) アジア
 @日本
     帝人株式会社が所有するポリエステルフィルム事業部門と、デュポン株式会社が所有するポリエステルフィルム事業部門の資産を移管
   
 Aインドネシア
   既に、インドネシアで帝人の100%子会社として事業活動を行っているP.T.Indonesia Teijin Films
   
 B中国
   デュポン社が中国で行っているポリエステルフィルム合弁事業(デュポン社が株式の51%を所有)については、デュポン社側の持株を、帝人、デュポン両社で設立する中国の持株会社に譲渡
   
(2) 米国及び欧州
 @米国
   米国においては、デュポン社の持つフィルム事業資産と現在のテイジン・デュポン・フィルムズ(U.S.)の事業資産を中心に新合弁会社での事業展開をはかります。
   
 Aイギリス、ルクセンブルグ、オランダ
   欧州においては、イギリス、ルクセンブルグ、オランダに各合弁会社を設立し、主として現在のデュポン社の事業資産を移管
ルクセンブルグについては現在営業活動を行っているテイジン・デュポン・フィルムズ(ルクセンブルグ)についても合弁会社に統合されます。

 


2000/1/5 帝人 

ポリエステルフィルム事業統合による新合弁会社の営業開始について
    
 http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2000/jbd00105.htm


日・米・欧の政府認可手続きが完了し、各地域に設立される合弁会社7社を中心にして、2000年1月1日より営業を開始


合弁会社全体の事業規模

  (1)売 上 高  : 約14億ドル(約1,500億円)
  (2)資産規模 : 約15億ドル(約1,600億円)
  (3)生産能力 : 30万トン超
  (4)従業員数 : 約4,000人

   各合弁会社の概要

(1) 日本合弁
■社名 : 帝人 デュポン フィルム 株式会社
 
Teijin DuPont Films Japan Limited
■所在地 : 東京都千代田区内幸町2−1−1
■資本金 : 100.1億円
■株主構成 : 帝人(株):50.1%  デュポン(株):49.9%
■代表者 : 寺野 正晃(帝人()専務取締役 化成品事業本部長)
   
(2) アメリカ合弁
■社名 DuPont Teijin Films U.S. Limited Partnership
■所在地 : デラウェア州 ウィルミントン
■資本金 : 457百万$
■出資構成 Teijin Holdings USA Inc. *1 : 49.9%
 米国デュポン社 : 49.9%  
 Teijin DuPont Films Inc. *2 :  0.2%
   *1は帝人が100%保有
   
*2は帝人が50.1%保有
 
■代表者 D.E.アザグリ(デュポン・ポリエステル・フィルムズ アメリカ地域統括ディレクター)
 
(3) イギリス合弁
■社名 DuPont Teijin Films U.K. Limited
■所在地 : スコットランド
■資本金 : 70百万$
■株主構成 Teijin Holdings UK PLC *3
  英国デュポン社
   
*3は帝人が100%保有
: 50%
: 50%
■代表者 L.E.ロビアティ(デュポン・ポリエステル・フィルムズ 欧州地域統括ディレクター)
     
(4) ルクセンブルグ合弁  
■社名 DuPont Teijin Films Luxembourg S.A.
■所在地 : ルクセンブルグ  
■資本金 : 68.9百万$  
■株主構成 Teijin Holdings UK PLC
 ルクセンブルグ デュポン社
: 50%
: 50%
■代表者 L.E.ロビアティ(デュポン・ポリエステル・フィルムズ 欧州地域統括ディレクター)
     
(5) オランダ合弁  
■社名 DuPont Teijin Films Netherlands B.V.
■所在地 : ローゼンバーグ  
■資本金 : 5百万$  
■株主構成 Teijin Holdings UK PLC
  オランダ デュポン社
: 50%
: 50%
■代表者 L.E.ロビアティ(デュポン・ポリエステル・フィルムズ 欧州地域統括ディレクター)
     
(6) インドネシア合弁  
■社名 P.T.Indonesia Teijin DuPont Films
■所在地 : ジャカルタ  
■資本金 : 40百万$  
■株主構成 : 帝人(株)
 米国デュポン社
: 50.1%
: 49.9%
■代表者 : 酒井 和幸(インドネシア・テイジン・フィルムズ 副社長)
     
(7) 中国合弁
   
<持株会社>
 
■社名 DuPont Teijin Films China Limted
■所在地 : 香港  
■資本金 : 3百万$  
■株主構成 : 帝人(株)
 米国デュポン社
: 49%
: 51%
■代表者 J.ウォン(デュポン・ポリエステル・フィルムズ アジア太平洋地域統括ディレクター)
     
   <事業会社>  
■社名 DuPont Hongji Films Foshan Co.Ltd.
■所在地 : 広東省 佛山  
■資本金 : 26百万$  
■株主構成 DuPont Teijin Films China Limited
  Foshan No3 Plastics Factory Company Ltd.
: 51%
: 49%
■代表者 : ザン・フー・ペイ(Zhang Fu Pei)(デュポン・ホンジ・フィルムズ・フォシャン 総経理)

2000/1/5

DuPont and Teijin Announce Start Up Of Their Polyester Films Joint Venture
http://www1.dupont.com/NASApp/dupontglobal/corp/index.jsp?page=/content/US/en_US/news/releases/2000/nr01_05_00.html


2008/12/17 DuPont-Teijin Films

DuPont-Teijin Films to Cease Operations in Circleville, Ohio

DuPont-Teijin Films U.S. Limited Partnership today announced plans to cease operation of its polyester film line in Circleville, Ohio. The shutdown of this unit is expected to take place January 31, 2009.
A steep decline in U.S. industrial production, intensified by inventory reductions across most supply chains, has translated into a matching downturn in polyester film demand. These conditions are likely to persist well into 2009.


2000/11/ 20

DuPont Teijin Films Announces New Capacity For Its China Joint Venture


DuPont Teijin Films announced that its China joint venture,
DuPont-Hongji Films Foshan Co., Ltd., through a partnership with Ningbo Wuzhou Films, Ltd. will have additional capability to better serve China's growing needs for polyester film, bringing an additional 10 kilotons per year of production capacity to DuPont Teijin Films' global installed capacity of over 300 kilotons per year.


2001/6/27 帝人

中国合弁会社においてポリエステルフイルムの新工場を開設
    
 http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2001/jbd010702.htm

当社とデュポン社とのポリエステルフィルムのグローバル・ジョイントベンチャーにおいて、中国のフォシャン・プラスティックス・グループ()と展開している合弁事業会社デュポン・ホンジ・フィルムズ・フォシャン()が、浙江省・寧波に新工場

年産10,000トンの能力を有する新工場の開設によって、中国最大のポリエステルフィルムのサプライヤーであるデュポン・ホンジの生産能力は年産32,000トン


日本経済新聞 2003/10/17

ポリフィルム 帝人、中国で4割増産 来年12月稼働 40ー50億円投資

能力を増強するのは米デュポンや現地企業との合弁会杜である仏山杜邦鴻基薄膜公司。広東省仏山市の工場に年産1万7千トンの製造設備を増設し、年産5万7千トンに引き上げる。


October 16,2003 DuPont Hongji Films Foshan Co. Ltd. 

DuPont Hongji Films Foshan Company Limited announces its plan  
to add a New Polyester Film production line with annual capacity of 17 Kilotons
   http://www.teijindupontfilms.com/news/ChinaPressRelease.pdf

 


東レ  http://www.toray.co.jp/

ルミラー ポリエステルフィルム

ポリエステルフィルム“ルミラー”において、世界5極(日・米・仏・マレーシア・韓)で、年産約30万トンの事業規模を有する。
 現在、磁気材料用途での世界トップシェアの維持・拡大と、包装・工業材料用途での一層の事業拡大を目指し、高効率かつ高収益な最適の生産・販売体制を構築中である。

ポリエステルフィルム“ルミラー”のアジア生産を再編・拡大

中国JV 同能力増強  国内増強  伸びの大きなPETフィルム  USA  

TORAY SAEHAN(韓国) 同能力増強 FPD向け光学用ポリエステルフィルムの生産増強

包装材フィルム増産(2003)


2001/8/1東レ                   合意

中国/儀化集団公司とのポリエステルフィルム合弁会社設立について
   
http://www.toray.co.jp/news/film/nr010801.html

儀化集団公司と共同で、ポリエステルフィルムの製造・販売の合弁会社「儀化東レポリエステルフィルム有限公司(中国名 : 儀化東麗聚薄膜有限公司)」(略称 : YTP社)を設立

両社が折半出資


1999/6/11 東レ

中国/儀化集団公司とのポリエステルフィルム合弁会社設立について
   
http://www.toray.co.jp/news/film/nr990611.html


両社が折半出資した合弁会社に、儀化集団公司の現在の設備(年産能力6,000トン)を移管し、その後、競争力及び付加価値を高めるために、東レ技術にて設備の改造を行い、さらに最新の蒸着加工設備(年産能力3,000〜4,000トン)を新設する予定


儀化集団公司の主要設備能力

PET重合   100万トン
PET繊維   63万トン (FY 30万トン,SF 33万トン)
PETフィルム   0.6万トン

日本経済新聞 2002/10/29      会社発表

ポリエステルフィルム生産 東レ、中国で増強

2004年に年1万5千トンの生産設備を1系列新設し、年2万1千トンに拡大

2005/1 22,500トンへ


2002/10/29 東レ

中国・儀化東レポリエステルフィルム有限公司におけるポリエステルフィルム生産設備の増設について
  
http://www.toray.co.jp/news/film/nr021029.html


設備投資額は3億元(約50億円)で、年産15,000トンの生産設備1系列を新設し、2004年前半の稼動開始を目指します。これによりYTP社のポリエステルフィルムの生産能力は年産21,000トンになります。

 DFR:ドライフィルムフォトレジスト。電気製品に使用されるプリント基盤の回路を形成するために使用される材料。 

 
 儀化東レポリエステルフィルム有限公司(YTP社)概要

1.社名 :儀化東レポリエステルフィルム有限公司(YTP) 
 (中国名:儀化東麗聚薄膜有限公司)
2.設立 :2001年7月
3.資本金 :24百万US$(199百万元)
4.出資比率 :東レ50%、儀化集団公司50%
5.代表者 :総経理   李 建新 (儀化集団公司出身)
 副総経理 中村 時夫(東レ(株)出身) 
6.所在地 :中国江蘇省儀征市

 


日本経済新聞 2000/11/5

東レ、12年ぶりポリエステルフィルム国内増強
 〜三島工場、100億円投じ新設備〜


三島工場(静岡県三島市)に年産2千5百トンの最新設備を建設


2000/10/5 東レ

世界初の分子構造制御技術で伸びの大きなPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを開発
   - 塩ビフィルム市場に狙い -
        
http://www.toray.co.jp/news/film/nr001005.html

世界で初めて、独自の製膜技術を用いて、従来にない高強力・高伸度・易成形性をすべて兼ね備えた、ポリエチレンテレフタレート(PET)100%の二軸延伸フィルムの開発に成功


Toray Plastics (America), Inc 

Toray Plastics (America), Inc.'s state-of-the-art film lines produce 65 million pounds of Lumirror PET film and 75 million pounds of Torayfan OPP annually and our clean room fabrication facilities are second to none.


TORAY SAEHAN(韓国)     設立   フィルム加工製品事業への本格進出

  http://www.toraysaehan.co.kr/jp/about/company/company.shtml

資 本 金   3,000億ウォン
出資割合   日本東レ(株) 70%, 韓国(株)SAEHAN 30%
負債割合   104%(1999年末)
会社設立   1999年12月1日
売 上 高   4,300億ウォン(2000年の予想目標)
税引前利益   200億ウォン(2000年の予想目標)
従 業 員   810名

 


化学工業日報 2003/8/25

東レ、韓国でPETフィルムを増強へ


現在、
中国拠点で年産能力1万5000トンの増設を進めているが、これに続き、韓国拠点でも1万トンを増設する。

 


2005年7月14日 東レ

韓国におけるFPD向け光学用ポリエステルフィルムの生産増強について
グローバル規模で成長分野に積極投資 高付加価値事業への転換加速
http://www.toray.co.jp/news/film/nr050714.html

 東レ(株)はポリエステル(PET)フィルム“ルミラー”事業において、このたび、韓国における光学用PETフィルムの生産増強を決定しました。グループ子会社である東レセハン社(TSI)に、約50億円を投じて年産能力13,200トンの最新鋭製膜設備を増設し、2007年上期の稼働開始を目指します。

(ご参考)
東レセハン株式会社(TSI社)概況:
(1) 事業内容: ポリエステル長繊維、不織布、ポリエステルフィルム、フィルム加工品、 及びPETチップの製造販売
(2) 設 立   : 1999年10月
(3) 資本金  : 3,360億WON(336億円) (東レ89.38%、セハン10.62%)
(4) 代表者  : (会長)中谷 修 (社長)李 泳官 (副社長)玉造 稔
(5) 従業員  : 859人(内東レ出向者8名)(2004年12月現在)
(6) 売上高  : 6,426億WON (2004年実績)


日本経済新聞 2003/1/22

東レ 包装材フィルム増産


東レは包装材向けポリエステルフィルムの生産を本格化
岐阜工場で高付加価値品の量産体制を整えるほか、韓国やフランスの海外生産拠点でも製造を始める。
3年後をめどに国内と海外でそれぞれ年4800トンの生産体制


2004年7月26日 東レ

ポリエステルフィルム“ルミラー”のアジア生産を再編・拡大
  総額150億円を投じ、厚物PETフィルムを1.6倍に増産
http://www.toray.co.jp/news/film/nr040726.html

 東レ(株)はこのたび、ポリエステル(PET)フィルム“ルミラー”について、情報通信分野などの工業材料用フィルムの需要急増に対応するべく、日本、マレーシア、韓国のアジア各拠点で厚物品種の生産能力を増強する計画を決定しました。

  具体的には、本年末から韓国の東レセハン社(TSI)で既存設備を順次改造し、光学用途の増産対応とホームビデオ用途から工業材料用高機能グレードへの生産品種転換を行います。また、マレーシアのペンファイバー社(PFR)では、既存設備の増能力に加えて2006年末の稼働開始を目指して年産能力15,000トンの工業材料用厚物フィルムの新鋭設備(3号機)を増設します。さらに日本の岐阜工場(岐阜県安八郡神戸町)でも、既存の薄物機を、先端技術を導入した光学用厚物機に改造します。これにより3拠点合計で、厚物品種の供給能力を2年間で年産70,000トンから110,000トンに増強します。

<資料>各社概要
ペンファイバー社Penfibre Sdn. Berhad(PFR)
1. 設立 : 1973年9月
2. 所在地 : (本社・工場)マレーシア国ペナン州
3. 資本金 : 230百万マレーシアドル
4. 出資比率 : 東レ(株)100%
5. 事業概要 : ポリエステル短繊維、ポリエステル(PET)フィルムの製造・販売

東レセハン社ToraySaehan Inc.(TSI)
1. 設立 : 1999年10月
2. 所在地 : (本社)大韓民国ソウル特別市(工場)大韓民国慶尚北道亀尾市
3. 資本金 : 300,000百万ウォン
4. 出資比率 : 東レ(株)70%、セハン(株)30%
5. 事業概要 : ポリエステル(PET)フィルムおよび同加工品、電子情報機材、
          ポリエステル長繊維、および不織布の製造・販売


日本経済新聞 2003/6/18

ポリエステルフィルム 東洋紡が4割増産 2005年度


東洋紡は工業用ポリエステルフィルムを増産する。
犬山工場(愛知県犬山市)の生産能力を二段階で引き上げ、つるがフィルム工場(福井県敦賀市)とあわせた2006年3月期の総生産能力を前期実績の4割増、年間6万5千トンとする。

現在の年間生産能力は合計4万5千トン。

 


日本経済新聞 2004/3/6

液晶・プラズマ向けに生産変更 東洋紡・犬山工場

 東洋紡は今秋に増設する犬山工場(愛知県犬山市)のポリエステルフィルムの生産設備の用途を変更し、食品などの包装用をやめて液晶・プラズマパネル向けを中心とする工業用に特化させる。


2004年12月9日

液晶反射板用白色ポリエステルフィルムの製造技術に関する
帝人デュポンフィルム(株)への特許ライセンス供与について
http://www.toray.co.jp/news/film/nr041209.html

 東レ(株)はこのたび、液晶パネルの反射板に使用される白色ポリエステルフィルムの製造技術について、帝人デュポンフィルム(株)(本社:東京都千代田区、以下:TDFJ社)への特許ライセンス供与を決定し、同社との間でライセンス契約を締結しました。契約の概要と締結に至った経緯は下記のとおりです。

1. ライセンス契約の概要
 (1) ライセンス対象:TDFJ社が日本で製造し、日本および外国において販売する液晶反射
              板用白色ポリエステルフィルム。
 (2) ライセンス条件:TDFJ社が当社に対し、一時金およびランニングロイヤルティを支払う。

2. 契約締結に至った経緯
 液晶パネルの需要はノートPCやモニター用途を中心に成長していますが、今後は液晶テレビの本格普及を背景として急速に拡大することが予想されます。
 東レは液晶パネルの基幹材料である反射板シートとして白色ポリエステルフィルム“ルミラー”を世界で初めて開発し、幅広いユーザーに供給してきました。当社は今後の成長拡大が期待される情報・通信機材領域にコミットする経営方針に基づき、同材料の製造技術について強力な特許群を構築し、フラットパネルディスプレイ(FPD)材料用フィルム分野をリードしてきました。
 東レは液晶パネル用途をフィルム事業における戦略的拡大分野と位置づけ、市場の拡大に対応して生産体制の拡充に鋭意取り組んできました。しかし、需要はそれを上回る勢いで急増しており、市場では供給に対する不安が顕在化しています。当社はこのような状況を踏まえ、当面の製品供給の安定化を図り、反射板用白色ポリエステルフィルム総需要の伸びを下支えする緊急策として、今般、TDFJ社からの要請に応じる形で同社への特許ライセンス供与を決定しました。

 東レは今後とも、液晶パネル用途をはじめとした先端フィルム材料分野で、一層高度化する品質要求に応えていくとともに、市場からの供給拡大要請に対しても引き続き生産体制の整備・構築を推進して参ります。


2005年1月18日 東レ

中国・儀化東レポリエステルフィルム有限公司におけるコンデンサ用ポリエステルフィルム生産設備の増設について
http://www.toray.co.jp/news/pla/nr050118.html

 東レ株式会社と中国の化学コングロマリッドである儀化集団公司とのポリエステルフィルム製造・販売の合弁会社「儀化東レポリエステルフィルム有限公司(中国名:儀化東麗聚薄膜有限公司、所在地: 中国江蘇省儀征市、略称:YTP社)」は、このたび、中国におけるコンデンサ用ポリエステルフィルムの需要拡大に対応するべく、専用生産設備の増設を決定しました。増設するのは年産1,500トンの極薄コンデンサ用ポリエステルフィルム生産設備1系列で、主要機器については当社・滋賀事業場より移設します。投資額は1.5億元(約20億円)で、2006年初めの稼動開始を目指します。これによりYTP社のポリエステルフィルムの生産能力は22,500トンになります。


2007/9/13 三菱化学ポリエステルフィルム

ポリエステルフィルムの生産設備増強について


 このような状況下、お客様の旺盛な需要を満たすべく、
ポリエステルフィルムについては10,000トン/年、コーティングラインについては、4,000トン/年の生産増強を実施いたします。


*1 コーティングライン:光学用ポリエステルフィルムにシリコーンをコーティングさせて大画面に対応できる巾とする。

*2 2004年 約130万台
  2007年 約350万台
  2010年 約500万台 見込み ※三菱化学ポリエステルフィルムの予想数字に基づく

○ ポリエステルフィルム概要
1. 日本の生産能力 (今回の増強後):
     ポリエステルフィルムライン 65,000トン/年
     コーティングライン      15,000トン/年
2. 今回投資金額 : 70億円
3. 生産稼動時期 : 2008年10月予定
4. 生産拠点 : アメリカ(グリアSC)、ドイツ(ヴィスバーデン)、インドネシア(メラク)、日本(滋賀県)

<三菱化学ポリエステルフィルム株式会社の概要>
1. 設 立 : 1975年5月
2. 本 社 : 東京都港区
3. 資本金 : 47.8億円
4. 資本構成: 三菱化学株式会社 100%
5. 社 長 : 矢野 彰毎